相馬商事株式会社
  社長挨拶
 
  わが国経済は、コロナ禍の3年間を乗り越え改善しつつあります。
 30年ぶりとなる高水準の賃上げ、企業の高い投資意欲や株価の上昇など、経済には前向きな動きが見られ、緩やかな回復の途上にあるもの、賃金上昇は輸入価格の上昇を起点とする物価上昇に追いついておりません。
 今後のわが国経済は、賃上げを始めとする所得環境の改善や企業の設備投資意欲の後押し等が相まって、民間需要主導による経済成長の実現が期待されますが、海外景気の下振れリスクや物価動向に関する不確実性、金融資本市場の変動等の影響には十分注意する必要があります。
 当社はこのような事業環境を見据えながら、引き続き営業基盤の拡大と原材料価格の上昇に注意しつつ、事業の発展、企業価値の向上に努力する所存でございます。
 何卒株主、お取引先をはじめ全てのステークホルダーの皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

  
代表取締役社長 相馬 康晴

沿革の概要
 当社は文久3年(1863年)に創業の米穀商を遠祖とし、その100年後にあたる昭和38年4月に相馬創業100周年を記念して商事部門が独立し、設立されました。
 また、翌年には日清製粉株式会社の資本参加を得る等、設立以来、その時々の経済環境の変化に即応すべく積極的業務の拡充と伸長を図ってまいりました。
 現在は、函館に本社を置き東京、札幌に支店と営業部門を設置し、配合飼料や小麦粉を主力商材として、各地区の地域的特色に合わせて畜産物や輸入乾牧草、国内飼料原料などを取り扱っております。