相馬商事株式会社
  社長挨拶
 
  わが国経済は、物価と賃金が共に動き出した中で、賃金・所得の伸びが物価上昇を安定的に上回る状況には至っておらず、個人消費は力強さを欠いた状態が続いており、デフレに後戻りしないか、「賃上げと投資が牽引する成長型経済」に移行できるかどうかの分岐点にあります。
 今後のわが国経済は、雇用・所得環境が改善し、緩やかな回復が続くことが期待されますが、物価の継続的な上昇が個人消費に及ぼす影響やアメリカの通商政 策の先行き動向の変化による影響などが、わが国の景気を下押しするリスクとなっており、金融資本市場の変動等に十分注意する必要があります。
 当社はこのような事業環境を見据えながら、価値の創造と経営基盤の強化を推進し、事業の発展、企業価値の向上に努力する所存でございます。
 何卒株主、お取引先をはじめ全てのステークホルダーの皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

  
代表取締役社長 相馬 康晴

沿革の概要
 当社は文久3年(1863年)に創業の米穀商を遠祖とし、その100年後にあたる昭和38年4月に相馬創業100周年を記念して商事部門が独立し、設立されました。
 また、翌年には日清製粉株式会社の資本参加を得る等、設立以来、その時々の経済環境の変化に即応すべく積極的業務の拡充と伸長を図ってまいりました。
 現在は、函館に本社を置き東京、札幌に支店と営業部門を設置し、配合飼料や小麦粉を主力商材として、各地区の地域的特色に合わせて畜産物や輸入乾牧草、国内飼料原料などを取り扱っております。